春うらら〜暖かな桃の節句になりました。
森下kitchenより、ひな祭り膳をご紹介します。
ひな祭りには古くから伝わる伝統的なお祝い料理があり、春の訪れを伝える旬の食材が使われています。
それぞれの料理や色にも縁起の良い意味が込められています。昔の人ならではの風情ある由来を知ると、よりいっそう意味をもってひな祭りが楽しめそうです。
🌸ちらし寿司
🌸はまぐりのお吸い物
平安時代には「貝合わせ」遊びなどで知られ、ひな祭りの代表的な食べ物です。はまぐりの貝殻は、対になっている貝殻でなければぴったりと合いません。このことから、仲の良い夫婦を表し、一生一人の人と添い遂げるようにという願いが込められた縁起物です。
🌸春野菜とささみの天ぷら 梅塩を添えて
🌸菜の花のからし味噌和え
🌸ひし餅(いちご、キウイを潰したものと豆乳の寒天)
緑、白、ピンク(紅)の3色の餅を菱形に切って重ねたものを飾ります。色の意味にはいくつかの説があり、緑は「健康や長寿」、白は「清浄」、ピンクは「魔除け」を意味する説と、緑は「大地」、白は「雪」、ピンクは「桃」で「雪がとけて大地に草が芽生え、桃の花が咲く」という意味が込められているという説があります。また、菱形は「心臓」を表していると言われ、災厄を除こうという気持ちや、親が娘の健康を願う気持ちが込められています。