俵万智さんの最新歌集『未来のサイズ』が出版されました。コロナ禍の不安や新たな日常を詠んだ歌たち。
目に見えず生物でさえないものを恐れつつ泡立てる石鹸
人と会う約束、仕事、なくなりて静かな三月、四月、来月
ともすれば悲観的になりがちなコロナ禍の日々だけど、突然訪れた非日常の新鮮さを軽やかに詠んだ歌も多い。
トランプの絵札のように集まって我ら画面に密を楽しむ
発芽したアボカド植える午後したかったことの一つと思う
なんだかほっこりしますね〜
まだまだ収束の見えない状況です。寒くもなってきましたし、くれぐれもお身体に気をつけてお過ごしください。